新潟大学の学部別 合格最低点と受かり方

参考書・勉強法

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春日一心(新潟大学専門塾 代表)

春日一心

新潟大学専門塾 代表

  • 偏差値30台から、独学で新潟大学に合格
    高校自体の偏差値は40台、その中でも自分は下位で、偏差値は30台からのスタートでした。そこから独学で新潟大学に合格しました。
  • 塾講師歴4年、新潟大学合格者を多数輩出
    新潟大学受験に特化した「新潟大学専門塾」の代表。塾講師として指導した生徒から、新潟大学の合格者を多く出してきました。
  • 新潟市西区で「徹底管理塾」も運営
    オンラインの新潟大学専門塾に加え、新潟市西区で対面の「徹底管理塾」も運営しています。

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こんなお悩み、ありませんか?
  • 新潟大学って何割取れば受かるの?
  • 共テで失敗したらもう無理?
  • 学部でどう対策が変わるの?
春日一心
こんにちは、新潟大学専門塾の春日です。この記事では、新潟大学が公表している令和7年度の実際の合格者データをもとに、学部ごとの合格最低点と、そこから逆算した戦略をお伝えします。予備校の推定ボーダーではなく、大学公表の実数です。「共通テストで失敗したらもう無理なのか」——その答えも、データの中にあります。
この記事でわかること
  • 医学科の実際の合格最低点(共テ75.8%)
  • 配点から見る、二次でどこまで逆転できるか
  • 全学部の合格最低点・得点率・配点の一覧
  • 工学部の2つの型(共テ重視型/個別重視型)の選び方
  • 学部タイプ別にやるべきことと、時期別ロードマップ

まず結論|医学科は「共通テスト75.8%」で合格した人がいます

新潟大学が公表している令和7年度入学試験の合格者データから始めます。予備校の推定ボーダーではなく、大学が公表した実際の数字です。

医学部医学科(前期日程) 配点 最高点 最低点 平均点
共通テスト 800点 733.7点(91.7%) 606.4点(75.8%) 688.9点(86.1%)
個別学力検査(二次) 1200点 949.8点(79.2%) 734.0点(61.2%) 821.6点(68.5%)
春日一心
注目してほしいのは共通テストの最低点=75.8%です。

予備校の合格ボーダーは83%前後と言われます。しかし実際には、共通テストが75.8%でも合格している人がいる。この差はどこから生まれるのか——答えは配点にあります。

なぜ共通テスト75%台で受かるのか|配点を見れば分かります

新潟大学医学部医学科の配点は、こうなっています。

区分 配点 全体に占める割合
共通テスト 800点 40%
個別学力検査(二次) 1200点 60%
合計 2000点 100%
二次が60%を占めている、という事実

ここが最大のポイントです。新潟大学医学科は二次試験の配点が共通テストの1.5倍

つまり共通テストで多少ビハインドを負っても、二次で逆転できる構造になっています。逆に言えば、共通テストで9割取っても、二次が崩れれば落ちます。

実際に、どれくらい逆転できるのか計算してみます

共通テスト75.8%(606点/800点)の受験生Aと、共通テスト86%(689点/800点)の受験生B。この差は何点で、二次でどれだけ挽回できるのか。

  1. 【共通テストの差】
    689点 − 606点 = 83点。Aさんは83点のビハインドを背負って二次に臨みます。
  2. 【二次の配点は1200点】
    83点は、1200点満点の中では約6.9%にあたります。
  3. 【つまり】
    Aさんが二次でBさんより7%多く得点できれば、逆転できる計算です。二次の平均が68.5%なので、Aさんが75%取り、Bさんが68%なら追いつきます。
  4. 実際、合格者の二次最低点は61.2%、平均は68.5%この7ポイントの幅の中に、多くの合格者がひしめいています。
  5. だから新潟大学医学科は「共通テストで決まる大学」ではありません。二次で7%上げられるかどうかが、合否を分けます。

では、二次で何が問われるのか

新潟大学医学科の二次試験は、英語・数学・理科2科目です。それぞれの特徴を、過去3年分の実際の問題から整理します。

数学|医学科だけ「解く大問」が違います

これは知らないと致命的です。新潟大学の理系数学は、学部・選抜方式によって解く大問が変わります。

受験区分 解く大問 試験時間
理学部(理数重点)・工学部 1・2・3・4・5 120分
理学部(野外科学)・医学部(保健) 1・2・3・4 90分
歯学部 2・3・4・5 90分
医学部(医学科) 3・4・5・6 90分
医学科だけが解く「大問6」があります

表を見てください。大問6を解くのは医学科だけです。逆に大問1・2は解きません。

つまり医学科志望者にとって、過去問を大問1から順に解くのは、本番と違う練習になります。自分が解く4題(3・4・5・6)だけを、90分で解く——この形で演習しないと、本番の時間感覚が身につきません。

また問題冊子には「指定と異なる解答用紙に記入された解答は零点となる」と明記されています。当日の確認は必須です。

なお大問3・4は全受験区分の共通問題。3年分を見ると、証明・場合分け・分野融合のいずれかが必ず入っています。単なる計算問題は一つもありません。

英語|全学部共通、90分・全問記述

英語は医学科も他学部と同じ問題です。90分・大問3題・選択肢ゼロ。和訳、字数指定の説明、和文英訳、そして100語の自由英作文。すべて手で書きます。

理科|2科目180分

医学部・歯学部は理科2科目で180分です。教育学部・工学部は1科目90分なので、準備量が単純に2倍になります。物理・化学・生物・地学から2つ選択します。

学部別|合格最低点の一覧(令和7年度・前期日程)

医学科以外も含めて、新潟大学が公表している合格者の最低点をまとめます。自分の志望学部が、どのくらいの得点率で合格できるのかの目安になります。

学部・学科 共テ最低点(得点率) 二次最低点(得点率) 配点(共テ:二次)
医学部 医学科 606.4 / 800(75.8% 734.0 / 1200(61.2%) 800 : 1200
医学部 保健(看護) 595.8 / 1000(59.6%) 160.0 / 400(40.0%) 1000 : 400
医学部 保健(放射線) 672.0 / 1000(67.2%) 165.0 / 400(41.3%) 1000 : 400
医学部 保健(検査) 627.6 / 1000(62.8%) 164.0 / 400(41.0%) 1000 : 400
歯学部 歯学科 626.2 / 900(69.6%) 608.6 / 1100(55.3%) 900 : 1100
歯学部 口腔生命福祉 508.6 / 900(56.5%) 207.1 / 500(41.4%) 900 : 500
工学部(共テ重視型) 501.2 / 900(55.7% 140.5 / 500(28.1%) 900 : 500
工学部(個別重視型) 181.2 / 350(51.8%) 239.6 / 500(47.9%) 350 : 500
理学部(理数重点) 553.4 / 1000(55.3%) 376.0 / 1000(37.6%) 1000 : 1000
理学部(野外科学) 559.2 / 1100(50.8%) 456.8 / 900(50.8%) 1100 : 900
人文学部 312.7 / 500(62.5%) 209.0 / 500(41.8%) 500 : 500
法学部 334.1 / 600(55.7%) 182.3 / 450(40.5%) 600 : 450
経済科学部 301.1 / 550(54.7%) 184.0 / 600(30.7%) 550 : 600
農学部
この表から読み取れること
  • 医学科以外は、共通テスト5〜6割台でも合格者がいる(工学部55.7%、理学部野外50.8%、経済科54.7%)
  • 二次の最低点は驚くほど低い(経済科30.7%、工学部共テ重視型28.1%)
  • ただしこれは合格者の中の最低であって、狙う点数ではありません
春日一心
大事なのは、学部ごとに「どこで点を取るべきか」がまったく違うということ。

医学科は二次60%なので二次勝負。医学部保健学科は共テ1000点:二次400点なので共通テスト勝負。同じ医学部でも、戦略が正反対になります。

工学部は「2つの型」から選べます

工学部志望の人は、ここを必ず知っておいてください。新潟大学工学部は、共通テスト重視型と個別学力検査重視型のどちらかを選べます。

共テ重視型 個別重視型
配点(共テ:二次) 900 : 500 350 : 500
共テの比重 64% 41%
共テ合格最低点 501.2 / 900(55.7%) 181.2 / 350(51.8%)
二次合格最低点 140.5 / 500(28.1% 239.6 / 500(47.9%)
どちらを選ぶべきか、データから考える

共通テストが得意な人と、二次(記述)が得意な人。どちらの型が有利なのか。

  1. 【共テ重視型】は共通テストが全体の64%を占めます。共テで高得点が取れる人は、こちらが有利。実際、二次の合格最低点は28.1%——二次が3割弱でも受かっています。
  2. 【個別重視型】は共テが41%まで下がり、二次の比重が上がります。共テで失敗しても、二次で挽回したい人向け。ただし二次の合格最低点は47.9%と、共テ重視型より約20ポイント高い。
  3. つまりこういう構造です。
    ・共テ重視型=共通テストで稼いで、二次は最低限でよい
    ・個別重視型=共通テストが多少悪くても、二次で4〜5割取れれば戦える
  4. 判断の目安は共通テストの自己採点です。共テが想定より取れたなら共テ重視型、失敗したなら個別重視型——出願時に選べるのが、この制度の大きな利点です。
  5. この選択を知らずに出願すると、有利な方を捨てることになります。

では、合格するために何をすればいいのか

データから戦略は見えました。問題は「じゃあ何をするか」です。志望学部のタイプ別に整理します。

タイプ①|二次重視の学部(医学科・歯学科・経済科学部・工学部個別重視型)

やること 理由
二次の記述対策に最も時間を割く 配点の50〜60%を二次が占める。共テだけ対策しても届かない
記述の答案を見てもらう 英語の和訳・説明、数学の証明——自己採点できない設問が中心
過去問は「自分が解く大問」で演習 医学科なら大問3・4・5・6を90分。1から順に解くのは本番と違う
共テは「足を引っ張らない」水準を確保 医学科なら8割前後を目標に。ただし二次を犠牲にしない

タイプ②|共通テスト重視の学部(医学部保健学科・工学部共テ重視型)

やること 理由
共通テストで確実に得点する 医学部保健は共テ1000:二次400。共テが7割超を占める
二次は「最低限の記述力」を確保 二次の合格最低点は40%前後。満点は不要だが、白紙では困る
共テの苦手科目を作らない 配点が均等なので、1科目の失敗が響く

時期別ロードマップ(高2冬〜本番)

時期 やること
高2の冬〜高3春 全科目の基礎固め。志望学部の配点を調べて、力の入れ先を決める
高3の春〜夏 二次で使う科目の記述対策を開始。数学は自分が解く大問を確認
高3の夏 二次の過去問に1年分触れる。何が足りないかを把握する
高3の秋 記述の答案を見てもらう段階へ。共テ対策と並行
共テ後〜二次直前 自分の受験区分の形式で過去問演習。工学部は型の選択を確定

よくある失敗5つ

やりがちな失敗 なぜダメか
予備校のボーダーだけ見て諦める 医学科の実際の共テ最低は75.8%。ボーダー83%で諦めるのは早い
配点を調べずに勉強する 医学科は二次60%、医学部保健は共テ71%。戦略が正反対になる
数学の過去問を大問1から解く 医学科が解くのは3・4・5・6。本番と違う練習になる
工学部で型の選択を知らない 共テ重視型と個別重視型で、有利不利が大きく変わる
二次の記述を自己採点で済ませる 和訳・証明・論述は答えの一致では判定できない

その力をつけるために、本当に必要なこと

やるべきこと 本当に必要なこと
志望学部の配点に合わせた計画 正確な入試情報と、そこから逆算する設計(学部で戦略が正反対になる)
二次の記述力 書いた答案を見てもらうこと(自己採点できない設問が中心)
自分の区分での過去問演習 どの大問を何分で解くのかの確定(間違えると本番と違う練習になる)
共テと二次のバランス 配点から逆算した時間配分(どちらにどれだけ割くかの判断)
毎日の実行 継続を支える管理(計画があっても実行されなければ意味がない)

合格最低点も配点も、調べれば分かります。でも、「あなたの現在地から、どの科目にどれだけ時間を割くべきか」を一緒に設計してくれる人は、書店には売っていません。

春日一心
ここまで読んで、やることの多さに気づいたと思います。新潟大学の受験戦略は、正しくやれば必ず伸びます。問題は、その「正しく」を一人で用意し続けられるか
新潟大学専門塾が、いっしょにやっていること
  • 志望学部の配点から逆算した計画を、一人ひとりに合わせて作る
  • 毎週の確認テストで、計画通りに力がついているかを測る
  • 毎日の学習管理で、計画を実行し切れているかを見る
  • 新潟大学に合格した講師に質問できる環境で、記述の「これで点が来る?」に答える

参考書は本屋で買えます。でも、上のような「続ける仕組み」と「見てくれる目」は、本屋には置いていません。そこだけを、僕たちが引き受けます。

科目別の詳しい対策は、こちらにまとめています

👉 英語理系数学物理化学生物——それぞれ実際の入試問題を解いて見せながら解説しています。

学部別の「受かり方」一覧

志望学部の合格最低点と戦略を、大学公表データからまとめています。気になる学部をチェックしてください。

よくある質問

Q. 新潟大学医学部医学科は、共通テストで何割必要ですか?

A. 令和7年度の合格者の共通テスト最低点は606.4点/800点(75.8%)、平均は688.9点(86.1%)でした。予備校のボーダーは83%前後と言われますが、実際には75%台で合格した人がいます。ただし平均は86%なので、安全圏を狙うならそこを目標にすべきです。

Q. 共通テストで失敗したら、医学科は諦めるべきですか?

A. 配点が共テ800:二次1200で二次の比重が60%あるため、逆転の余地はあります。共テで83点(1200点満点換算で約7%)のビハインドなら、二次で7%上回れば追いつく計算です。ただし二次で確実に上回る力が必要です。

Q. 医学科の数学は他学部と同じ問題ですか?

A. 違います。医学科が解くのは大問3・4・5・6の4題(90分)です。大問1・2は解きません。大問6は医学科のみが解く問題です。過去問演習は必ず自分の区分の大問で行ってください。

Q. 工学部の共テ重視型と個別重視型、どちらを選ぶべきですか?

A. 共通テストの自己採点次第です。共テ重視型は共テが全体の64%(二次の合格最低点は28.1%)、個別重視型は共テ41%(二次の合格最低点は47.9%)。共テが取れたなら共テ重視型、失敗したなら個別重視型が有利です。

Q. 医学部保健学科は共通テスト重視ですか?

A. はい。共テ1000点:二次400点で、共通テストが約71%を占めます。医学科(二次60%)とは戦略が正反対になるので注意してください。

Q. 合格最低点を目標にしていいですか?

A. おすすめしません。最低点は「その年に最も低い点で合格した人」の点数であり、年によって変動します。平均点を目標にする方が安全です。

Q. このデータはどこの数字ですか?

A. 新潟大学が公表している「データブック2026」に掲載された、令和7年度入学試験の合格者最高点・最低点・平均点です。予備校の推定値ではなく大学公表の実数です。

あわせて読みたい

全科目の参考書ルートは 👉 【新潟大学】参考書ルートを科目別に全公開 にまとめています。

合格最低点とあわせて、まずは全体像として学部ごとの難易度も押さえておきましょう。→ 新潟大学の偏差値は? 学部別一覧と共通テスト得点率

新潟大学に合格するには

ここまで読んでいるということは、本気で新潟大学に合格したいということだと思います。合格するために不可欠な要素は、次の5つです。

1
新潟大学に特化した計画で勉強する

新潟大学の入試には独自の傾向があります。新潟大学に特化した計画を立てることで、合格への最短距離を進むことができます。多くの受験生や高校生は、自分オリジナルの計画で余計なことをしてしまったり、逆に必要なのにそれを飛ばしたりと、合格まで遠回りする計画を立ててしまいがちです。正しい計画を立てることが、一番の合格への近道です。

2
計画を毎日やりきる継続力

計画を毎日しっかり実行することが大切です。どれだけ素晴らしい100点の計画を立てても、実行しなければ意味はありません。とはいえ、1人だと9割以上の人がどこかでサボってしまうのが現実です。だからこそ、誰かに管理してもらう環境が欠かせません。逆に、正しい計画をサボらずにやりきれば、ほとんどの人が合格できます。

3
毎週の確認テスト

成績が上がるのは「分からなかった問題が分かるようになった時」だけです。もともと分かる問題を1,000回、1万回、10万回解いても点数は変わりません。まず必要なのは、分かるところと分からないところをはっきりさせること。それを明確にするのが毎週の確認テストです。2ヶ月や3ヶ月に1回では遅すぎます。1週間に1回、勉強した範囲が本当に身についているかをテストすることが大事なのです。

4
毎週の面談

一度決めた計画がその通りに進むことはありません。先週の勉強量が少なかったのか、多すぎたのかを毎週振り返り、翌週の計画を一緒に決めていきます。1ヶ月に1回の面談では、その1ヶ月がダメだった場合、まるごと無駄になってしまいます。1週間に1回にすることで、計画が崩れてもリスクを最小限に抑えられます。

5
新潟大学に合格した経験のある講師の指導

新潟大学に合格したことがない人が指導しても説得力がありません。実際に合格した先輩の指導だからこそ、アドバイスに説得力があります。また、志望する大学の先輩だからこそ、モチベーションも上がります。結局、受験勉強は辛いもの。継続するためのモチベーションを、毎週この新潟大学の講師と話すことで高めていきます

独学・集団授業・個別指導では、なぜ難しいのか

この5つ、どれか1つでも欠けると合格は一気に遠のきます。しかし現実には、独学・集団授業・個別指導のいずれも、5つすべてを揃えるのは難しいのです。

合格に必要な要素 独学 集団授業 個別指導 新潟大学専門塾
新潟大学に特化した計画
毎日の学習管理
毎週の確認テスト
毎週の面談
新潟大合格者の講師

独学は計画も管理も自分次第。集団授業は全員に同じ内容を進めるため、あなた専用の計画にはなりません。個別指導は授業の時間は見てもらえますが、「授業以外の毎日」まで管理してくれる塾はほとんどない——ここが最大の落とし穴です。受験の勝敗は、授業の時間より授業以外の膨大な時間で決まります。

新潟大学専門塾には、この5つがすべて揃っています。
だから、本気で新潟大学合格に近づけます。

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