- 結論|人文学部は「共通テストと二次が1:1」のバランス型です
- なぜ「共通テスト62.5%」で受かるのか|1:1配点の意味
- 共通テストは「どの科目で何点取るか」を設計する
- 二次の英語(200点)を、実際に解いて見せます
- 二次の国語(200点・必須)を、実際に解いて見せます
- 選択科目(数学 または 地歴公民)の選び方
- 人文学部に合格するための戦略(まとめ)
- 時期別ロードマップ(高2冬〜本番)
- よくある失敗5つ(と、その理由)
- その力をつけるために、本当に必要なこと
- 二次の国語|古文・漢文で確実に点を取る
- 補足|選択科目(地歴公民 vs 数学)で迷ったら
- よくある質問
- 新潟大学に合格するには
- 独学・集団授業・個別指導では、なぜ難しいのか
結論|人文学部は「共通テストと二次が1:1」のバランス型です
新潟大学が公表している令和7年度入学試験の合格者データから始めます。予備校の推定ボーダーではなく、大学が公表した実数です。
| 人文学部 人文学科(前期日程) | 配点 | 最高点 | 最低点 | 平均点 |
|---|---|---|---|---|
| 共通テスト | 500点 | 415.9点(83.2%) | 312.7点(62.5%) | 352.2点(70.4%) |
| 個別学力検査(二次) | 500点 | 362.0点(72.4%) | 209.0点(41.8%) | 258.5点(51.7%) |
人文学部の最大の特徴は配点です。共通テスト500点・二次500点でちょうど1:1。共通テストで1点落とせば、二次で1点取り返さなければなりません。共通テストと二次を、どちらも同じ重さで仕上げる必要がある学部です。
なぜ「共通テスト62.5%」で受かるのか|1:1配点の意味
共通テスト最低は62.5%。6割ちょっとで合格した人がいます。ただしこれは「二次でしっかり取れた人」の話。配点1:1が何を意味するか、計算で確かめます。
| 区分 | 配点 | 全体に占める割合 |
|---|---|---|
| 共通テスト | 500点 | 約50% |
| 個別学力検査(二次) | 500点 | 約50% |
| 合計 | 1000点 | 100% |
共通テストは「どの科目で何点取るか」を設計する
人文学部は文系。共通テスト500点を、英語・国語・社会で稼ぎ、数学・理科で崩さないのが基本です。目安は合格者平均の70.4%前後。
| 科目 | 考え方 |
|---|---|
| 英語(R+L) | 二次でも必須の主力。共通テストでも安定して7〜8割を狙う |
| 国語 | 二次でも必須。現代文・古文・漢文をまんべんなく。文系の得点源 |
| 社会(地歴・公民) | 暗記量が結果に直結。地歴で二次の選択も見据えると効率的 |
| 数学IA・IIB | 崩さないことが最優先。取れる問題を確実に |
| 理科基礎 | 基礎の取りこぼしをなくすだけで底上げになる |
二次の英語(200点)を、実際に解いて見せます
新潟大学の二次英語は全学部共通。90分・大問3題・すべて記述。長文読解(下線部和訳+字数指定の説明)と、和文英訳・100語の自由英作文です。二次配点の40%を占めます。
① 下線部和訳の解き方
詳しくは 英語の長文読解の対策、英作文は 自由英作文の対策 にまとめています。
② 100語の自由英作文の解き方
二次の国語(200点・必須)を、実際に解いて見せます
人文学部の国語は必須で、しかも現代文・古文・漢文すべてが出題対象です(経済科学部などと違い、古文・漢文を避けられません)。記述中心なので、書き方の手順が武器になります。
① 現代文の記述はこう解く
字数指定記述の詳しい書き方は 字数指定記述の書き方 にまとめています。
② 古文・漢文は「単語・句法+主語補い」
人文学部では古文・漢文も必須です。古文は単語と助動詞、漢文は句法(返り点・再読文字・句形)を固めたうえで、誰が誰に何をしたか、省略された主語を補いながら読むのが基本。現代文と違い、知識で確実に点が取れる分野なので、早めに固めると安定します。学部別の古文・漢文の要否は 国語は古文・漢文が必要? を参照してください。
選択科目(数学 または 地歴公民)の選び方
英語・国語に加えて、数学か地歴公民から1科目を選びます(各100点相当)。選び方のコツは次の通り。
| 選ぶ科目 | こんな人向け |
|---|---|
| 地歴公民 | 暗記が得意で、共通テストの社会と地続きで対策したい人。二次と共テの相乗効果が大きい(文系受験生に多い選択) |
| 数学(文系数学) | 数学が得意で、記述で差をつけたい人。文系数学の対策を参照 |
人文学部に合格するための戦略(まとめ)
| やること | 理由 |
|---|---|
| 共通テストと二次を同じ重さで仕上げる | 配点が1:1。どちらかに偏ると押し切れない |
| 英語・国語に厚く投資する | どちらも共テと二次の両方で使う。伸ばせば同時に効く |
| 国語の古文・漢文を早めに固める | 知識で確実に点が取れる。後回しにすると本番で崩れる |
| 選択科目を夏までに決める | 数学か地歴公民か。迷い続けると両方中途半端になる |
| 共通テストは7割前後を目標に | 合格者平均70.4%。ここを土台にする |
時期別ロードマップ(高2冬〜本番)
| 時期 | やること | 目標 |
|---|---|---|
| 高2の冬〜高3春 | 英語・国語の基礎固め。共通テスト全科目のバランスも | 英単語・古文単語・文法を一通り |
| 高3の春〜夏 | 英語の記述・現代文の記述に着手。選択科目を決める | 和訳・現代文記述を手順で解ける状態に |
| 高3の夏 | 二次の過去問を1年分。記述で何が足りないか把握 | 本番の分量・時間感覚をつかむ |
| 高3の秋 | 共通テストの精度を上げつつ、記述の添削を受ける | 英作文・記述の減点を1つずつ潰す |
| 共テ後〜二次直前 | 英語・国語・選択科目の記述を仕上げる | 本番で書き切るスピードを完成させる |
よくある失敗5つ(と、その理由)
| やりがちな失敗 | なぜ致命的か |
|---|---|
| 予備校のボーダーだけ見て諦める | 実際の共テ最低は62.5%。ボーダーで判断すると可能性を狭める |
| 共テか二次のどちらかに賭ける | 配点は1:1。片方が崩れると合計で届かない |
| 国語を選択だと思って対策しない | 人文学部の国語は必須。しかも古文・漢文も出る。避けられない |
| 英語を共通テスト対策だけで済ませる | 二次は全問記述。書く練習をしないと二次200点が取れない |
| 選択科目を決めきれない | 数学か地歴公民か。迷い続けると両方中途半端になる |
その力をつけるために、本当に必要なこと
| やるべきこと | 本当に必要なもの |
|---|---|
| 共テと二次の両立 | 配点1:1から逆算した時間配分 |
| 英語・国語の記述力 | 書いた答案を見てもらう機会(自己採点できない設問が中心) |
| 古文・漢文の知識 | 早期に固める計画と、抜けを見つける確認 |
| 毎日の実行 | 計画を実行し切る管理(正しい計画も、続かなければ0点) |
合格最低点も、二次の科目も、英語・国語の解き方も、この記事で全部お伝えしました。でも最後に、記事では埋められないものが残ります。「あなたの書いた和訳・現代文の記述が、本当に点になっているかを、毎週見てくれる人」です。記述は自己採点ができません。ここだけは、参考書にも置いておけません。
二次の国語|古文・漢文で確実に点を取る
人文学部の国語は必須で、古文・漢文も出ます。現代文は差がつきにくいぶん、古文・漢文は知識で確実に点が取れる得点源です。具体的な読み方を見せます。
補足|選択科目(地歴公民 vs 数学)で迷ったら
人文学部の二次では、英語・国語(必須)に加えて、数学か地歴公民から1科目を選びます。どちらにするか迷ったら、次の3つの視点で判断してください。
| 視点 | 地歴公民が向く人 | 数学が向く人 |
|---|---|---|
| 得意なこと | 暗記と読解が得意 | 計算と論理が得意 |
| 共通テストとの関係 | 共テの社会と地続きで対策できる | 共テの数学と地続きで対策できる |
| 点の安定 | 覚えた分だけ点が読めて安定 | 1問の配点が大きく、当たり外れも出やすい |
多くの文系受験生は、共通テストの社会と対策が重なる地歴公民を選びます。ただし数学が武器なら、記述で差をつけられる数学も有力です。大事なのは、夏までにどちらで受けるかを決め、対策を一本化すること。迷って両方に手を出すと、どちらも中途半端になり、いちばん損をします。
よくある質問
Q. 新潟大学の人文学部は共通テストで何割必要ですか?
A. 令和7年度の合格者の共通テスト最低点は312.7点/500点(62.5%)、平均は352.2点(70.4%)でした。平均の約70%を目標にすると安全です。
Q. 人文学部は共通テストと二次どちらが大事ですか?
A. どちらも同じです。配点が共テ500:二次500の1:1なので、両方をバランスよく仕上げる必要があります。片方に偏ると合計で届きません。
Q. 人文学部の二次は何の科目ですか?
A. 英語(200点)と国語(200点)が必須で、加えて数学または地歴公民から1科目を選択します(計500点)。国語は選択ではなく必須です。いずれも全問記述です。
Q. 人文学部の二次で古文・漢文は必要ですか?
A. 必要です。人文学部の国語は必須で、現代文だけでなく古文・漢文も出題対象です。経済科学部などと違い、古文・漢文を避けられません。
Q. 英語はどのくらいのレベルですか?
A. 全問記述で、和訳・字数指定の説明・和文英訳・100語の自由英作文が出ます。二次配点の40%を占めるため、書く力が合否を大きく左右します。
Q. 選択科目は数学と地歴公民どちらがいいですか?
A. 多くの文系受験生は、共通テストの社会と地続きで対策できる地歴公民を選びます。ただし数学が得意なら数学も有力です。夏までにどちらで受けるか決めて、対策を集中させましょう。
Q. 現代文の記述が苦手です。どうすればいいですか?
A. 現代文の記述は、傍線部を要素に分解し、本文の言葉で言い換え、字数に合わせて圧縮する手順で解けます。ひらめきではなく手続きなので、手順を反復すれば安定します。ただし書いた答案は第三者に見てもらう必要があります。
Q. このデータはどこの数字ですか?
A. 新潟大学が公表している「データブック2026」の令和7年度入学試験の合格者データです。二次の科目は募集要項・入試情報をもとにしています。最終的には最新の学生募集要項で確認してください。
新潟大学に合格するには
ここまで読んでいるということは、本気で新潟大学に合格したいということだと思います。合格するために不可欠な要素は、次の5つです。
新潟大学の入試には独自の傾向があります。新潟大学に特化した計画を立てることで、合格への最短距離を進むことができます。多くの受験生や高校生は、自分オリジナルの計画で余計なことをしてしまったり、逆に必要なのにそれを飛ばしたりと、合格まで遠回りする計画を立ててしまいがちです。正しい計画を立てることが、一番の合格への近道です。
計画を毎日しっかり実行することが大切です。どれだけ素晴らしい100点の計画を立てても、実行しなければ意味はありません。とはいえ、1人だと9割以上の人がどこかでサボってしまうのが現実です。だからこそ、誰かに管理してもらう環境が欠かせません。逆に、正しい計画をサボらずにやりきれば、ほとんどの人が合格できます。
成績が上がるのは「分からなかった問題が分かるようになった時」だけです。もともと分かる問題を1,000回、1万回、10万回解いても点数は変わりません。まず必要なのは、分かるところと分からないところをはっきりさせること。それを明確にするのが毎週の確認テストです。2ヶ月や3ヶ月に1回では遅すぎます。1週間に1回、勉強した範囲が本当に身についているかをテストすることが大事なのです。
一度決めた計画がその通りに進むことはありません。先週の勉強量が少なかったのか、多すぎたのかを毎週振り返り、翌週の計画を一緒に決めていきます。1ヶ月に1回の面談では、その1ヶ月がダメだった場合、まるごと無駄になってしまいます。1週間に1回にすることで、計画が崩れてもリスクを最小限に抑えられます。
新潟大学に合格したことがない人が指導しても説得力がありません。実際に合格した先輩の指導だからこそ、アドバイスに説得力があります。また、志望する大学の先輩だからこそ、モチベーションも上がります。結局、受験勉強は辛いもの。継続するためのモチベーションを、毎週この新潟大学の講師と話すことで高めていきます。
独学・集団授業・個別指導では、なぜ難しいのか
この5つ、どれか1つでも欠けると合格は一気に遠のきます。しかし現実には、独学・集団授業・個別指導のいずれも、5つすべてを揃えるのは難しいのです。
| 合格に必要な要素 | 独学 | 集団授業 | 個別指導 | 新潟大学専門塾 |
|---|---|---|---|---|
| 新潟大学に特化した計画 | ✕ | ✕ | △ | ◎ |
| 毎日の学習管理 | ✕ | ✕ | ✕ | ◎ |
| 毎週の確認テスト | △ | △ | △ | ◎ |
| 毎週の面談 | ✕ | ✕ | △ | ◎ |
| 新潟大合格者の講師 | ✕ | △ | △ | ◎ |
独学は計画も管理も自分次第。集団授業は全員に同じ内容を進めるため、あなた専用の計画にはなりません。個別指導は授業の時間は見てもらえますが、「授業以外の毎日」まで管理してくれる塾はほとんどない——ここが最大の落とし穴です。受験の勝敗は、授業の時間より授業以外の膨大な時間で決まります。
だから、本気で新潟大学合格に近づけます。
まずは無料学習相談で、あなたの現在地と合格までの道筋を確認してみてください。しつこい勧誘は一切ありません。
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