新潟大学 英語の自由英作文 対策

参考書・勉強法

この記事を書いた人
春日一心(新潟大学専門塾 代表)

春日一心

新潟大学専門塾 代表

  • 偏差値30台から、独学で新潟大学に合格
    高校自体の偏差値は40台、その中でも自分は下位で、偏差値は30台からのスタートでした。そこから独学で新潟大学に合格しました。
  • 塾講師歴4年、新潟大学合格者を多数輩出
    新潟大学受験に特化した「新潟大学専門塾」の代表。塾講師として指導した生徒から、新潟大学の合格者を多く出してきました。
  • 新潟市西区で「徹底管理塾」も運営
    オンラインの新潟大学専門塾に加え、新潟市西区で対面の「徹底管理塾」も運営しています。

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こんなお悩み、ありませんか?
  • 自由英作文って何を書けばいいの?
  • 100語ってどう埋めるの?
  • 英作文の勉強法がわからない
春日一心
こんにちは、新潟大学専門塾の春日です。新潟大学の英語では、毎年100語の自由英作文が出ます。この記事では実際に出たテーマと、100語の答案の完成形を最初から最後までお見せしながら、書き方・時間配分・勉強法まで全部お伝えします。過去問がなくても、この1本で自由英作文の対策が分かるように書きました。
この記事でわかること
  • 過去3年の実際のテーマと、2つの型
  • 100語がちょうど埋まる6ブロックの構成
  • 実際の答案を、最初から最後まで書いて見せます
  • 減点されない文法チェックと、本番の時間配分
  • いつから何をやって力をつけるか

新潟大学の自由英作文|まず、どんな問題が出るのか

100語
指定語数
大問III-B
出題位置
語数明記
(102 words)

新潟大学の英語(前期日程)では、大問IIIの後半に自由英作文が出ます。テーマに対して、自分の意見を英語で100語程度書く問題です。全学部共通で、令和5・6・7年度の3年間ずっと出題されています。

実際に出たテーマは、この3つです。

年度 テーマ タイプ
令和5年度 あなたにとって特別なモノは何か。なぜ特別か。 自分の経験を語る型
令和6年度 もし全ての仕事の給料が同じなら、どんな仕事を選び、それはなぜか。 自分の経験を語る型
令和7年度 英国の16歳未満SNS利用禁止について、日本でも同様にすべきか。賛成か反対かを述べ、理由を2つ挙げよ。 賛否を述べる型
春日一心
並べると分かります。テーマは「自分の経験を語る型」と「賛否を述べる型」の2つしかありません。

つまりこの2つの型を用意しておけば、どちらが来ても書けるということ。ヤマを張る必要はありません。

見落とすと痛い、語数の指定

3年とも、解答欄の末尾に使った語数を「(102 words)」のように必ず記入するという指定がついています。

これを知らないと、書き終わってから数え始めて慌てます。語数を数える時間(約2分)を、最初から時間配分に入れておいてください。なお、ピリオドやコンマなどの句読点は語数に含めません。

この記事で、以下のすべてがわかります
  • 3年分の実際のテーマと、2つの型
  • 100語がちょうど埋まる6ブロックの構成
  • 実際に100語の答案を、最初から最後まで書いて見せます
  • 減点されないための文法チェック項目
  • 本番での時間配分と、書く順番
  • いつから・何をやって力をつけるか

100語は「6ブロック」で、ちょうど埋まります

いきなり書き始めると、必ず途中で詰まります。構成を先に決めてから書く——これが鉄則です。次の6ブロックで100語はきれいに収まります。

ブロック 書くこと 英語の型 目安語数
① 立場・結論 質問への答えを最初に書く I would choose 〜 / I agree(disagree)that 〜 15〜20語
② 理由1 1つ目の理由 First, 〜 15語
③ 理由1の具体化 例・体験を足す For example, 〜 20語
④ 理由2 2つ目の理由 Second, 〜 15語
⑤ 理由2の具体化 例・体験を足す In fact, 〜 20語
⑥ まとめ 立場を再確認して締める For these reasons, 〜 10〜15語

令和7年度は「理由を2つ挙げよ」と明示されていました。指定がない年でも、この「理由2つ+具体化」の型で書けば100語は埋まります。型を1つに固定しておくと、本番で構成に悩む時間がゼロになります。

春日一心
英作文で時間を失う最大の原因は、書けないことではありません。何を書くか決められないことです。型があれば、迷いません。

実際に、100語の答案を書いて見せます

令和6年度のテーマで、最初から最後まで通してやってみます。

実際に出たテーマ(令和6年度・大問III 問題B)

If all jobs were paid the same, what kind of job would you choose to do and why?
(もし全ての仕事の給料が同じだったら、あなたはどんな仕事を選び、それはなぜですか)

  1. 【STEP1】まず日本語で骨組みを決める(3分)
    いきなり英語で書き始めないこと。日本語で決めます。
    立場=教師を選ぶ/理由1=人の成長を支えるのが好き/理由2=社会に長く影響が残る
  2. 【STEP2】理由に具体例をつける(2分)
    理由1の例=生徒が初めて理解できた瞬間の喜び。理由2の例=教えた生徒が将来社会をつくる。
    ここまで日本語で決まっていれば、あとは英語にするだけです。
  3. 【STEP3】自分が確実に書ける英語で書く(13分)
    If all jobs were paid the same, I would choose to be a teacher.
    First, I really enjoy helping other people grow.
    For example, watching a student understand something for the first time gives me a joy that money cannot buy.
    Second, teaching has an influence that lasts for a long time.
    In fact, the students I teach will build the future of our society, so my work continues even after I stop teaching.
    For these reasons, I would become a teacher.

    (97語)

  4. 【STEP4】語数を数えて記入する(2分)
    数えて「(97 words)」と解答欄末尾に書きます。100語「程度」なので、90〜110語なら問題ありません
  5. 【STEP5】動詞だけを見直す(1分)
    三単現・時制・冠詞。ここだけを最後に確認します。内容が良くても、基本的な文法ミスは確実に引かれます。
  6. 使った表現を見てください。enjoy 〜ing/for example/in fact/for these reasons——すべて高校で習う基本表現です。難しい構文は一つも使っていません。
難しい構文に挑戦しないこと

仮定法や倒置を無理に使って途中で崩れる答案が、本当に多いです。知っている構文だけで書いてください。減点されないことが最優先です。

採点されるのは「難しい英語を使えたか」ではなく、正しい英語で、主張と理由が伝わるかです。

もう1つの型|賛否を述べるテーマ(令和7年度)

実際に出たテーマ(令和7年度・大問III 問題B)

英国が16歳未満の子どものSNS利用禁止を検討している。日本でも16歳未満に同様の禁止をすべきか。賛成か反対かを述べ、その理由を2つ挙げなさい(100語程度)。

  1. 賛否型で最も大事なのは、本心を書く必要はないということ。英語で書きやすい方を選んでください。採点されるのは意見の内容ではなく、英語です。
  2. ここでは「反対」で組んでみます。日本語で骨組み:
    立場=禁止すべきでない/理由1=SNSは友人とのつながりの手段/理由2=禁止しても隠れて使うだけ
  3. 具体化:理由1=遠くに住む友人や、学校で孤立しがちな生徒には特に重要。理由2=隠れて使うと、問題が起きても大人に相談できなくなる。
  4. 英語にすると——
    I do not think Japan should ban social media for children under sixteen.
    First, social media is an important way for children to stay connected with their friends.
    For example, students who live far from their friends can keep in touch easily.
    Second, banning it would not stop children from using it.
    In fact, they would simply hide it from adults, and then they could not ask for help when a problem happened.
    For these reasons, teaching safe use is better than banning it.

    (99語)

  5. 骨組みは、先ほどの「経験を語る型」とまったく同じ6ブロックです。立場→理由1→具体→理由2→具体→まとめ。型を1つ持っていれば、どちらのテーマでも書けます。

減点されないための、最終チェック項目

内容が良くても、細かいミスで削られます。書き終わったら、この5つだけ確認してください。

チェック項目 よくあるミス
三単現の s He like 〜 → He likes 〜
時制の一致 仮定法の主節で would を落とす(I will → I would)
冠詞(a / the) a teacher の a を落とす/複数形にすべき名詞を単数のまま
単複の一致 students who lives → students who live
語数の記入 (97 words) を書き忘れる(3年とも指定あり)

とくに三単現・時制・冠詞は、日本人が最も落としやすい3点です。書いた後に「動詞だけ」を目で追う10秒を、習慣にしてください。

本番の時間配分|英作文を後回しにすると詰みます

新潟大学の英語は90分で、長文読解2題+大問III(和文英訳+自由英作文)。大問III全体で30分を目安に、その内訳はこうです。

作業 目安時間
和文英訳 2問 10分
自由英作文|日本語で構想 5分
自由英作文|英語で記述 13分
語数のカウントと記入 2分
なぜ英作文を最優先にするのか

読解問題は途中まででも部分点の可能性がありますが、100語の英作文は書き切らないとほぼ0点だからです。

残り10分から100語を書くのは、書き慣れていなければまず無理。英作文に不安がある人は、大問IIIから先に解く——これは十分に合理的な戦略です。リスクの大きい設問から処理する、というのが試験の鉄則です。

では、この力をどうやってつけるのか

1立場を即決する力

なぜ、そう簡単ではないのか:正解のない問いに対し、賛成か反対か・何を選ぶかを数十秒で決められないと、書き始められません。悩んでいるうちに時間が溶けます。

身につけるために要ること:過去問や予想テーマで、30秒で立場を決める練習。本心ではなく「英語で書きやすい方」を選ぶ訓練です。

2日本語の理由を、書ける英語に変換する力

なぜ、そう簡単ではないのか:日本語で思いついた立派な理由も、自分が書ける英語に落とせなければ0点です。難しい内容を思いつくほど、英語にできず詰まります。

身につけるために要ること:「言いたいことを、知っている表現に置き換える」訓練。そして書いた英文を直してもらう添削。自分では不自然さに気づけません。

3100語を時間内に書き切るスピード

なぜ、そう簡単ではないのか:読解2題のあとに残された時間はわずか。書き慣れていないと、構成を考えるだけで終わってしまいます。

身につけるために要ること:毎日書く習慣。週1回では、書くスピードは上がりません。そして続けるための管理。

4文法ミスなく仕上げる正確さ

なぜ、そう簡単ではないのか:三単現・時制・冠詞。一つ間違えるごとに減点されます。そして自分では、そのミスに気づけません。

身につけるために要ること:書いた英作文を、第三者に添削してもらうこと。これなしに精度は上がりません。

具体的に、何を・どの順番でやるか

段階 やること 目安 ここで手を抜くと
STEP1 基本文法の総復習(時制・冠詞・単複) 高3の夏まで 書いても減点だらけになる
STEP2 型を1つ作る(6ブロックの構成を暗記) 本番で構成に悩んで時間を失う
STEP3 使える表現を20個ストック(First, / For example, など) 夏〜秋 毎回ゼロから考えることに
STEP4 週3本以上、実際に100語書く 秋〜直前 スピードが上がらない
STEP5 書いた答案を添削してもらう 秋〜直前 同じミスを繰り返す
STEP6 過去問3年分+予想テーマで本番演習 直前期 語数管理と時間配分が身につかない
英作文だけは、独学で最も伸びにくい

理由は単純で、自分の英文が正しいかどうか、自分では判断できないからです。

単語や文法は答えが決まっているので自己採点できます。しかし英作文は、模範解答と違っていても正解のことがあり、逆に自然に見えて間違っていることもある。この判定は、書いた本人にはできません。

よくある失敗5つ

やりがちな失敗 なぜダメか
いきなり英語で書き始める 途中で詰まって書き直しになり、時間を失う。日本語で骨組みを決めてから
難しい構文に挑戦する 仮定法や倒置で崩れる答案が多い。知っている表現で確実に書く方が点になる
語数を数える時間を確保していない 3年とも語数の明記が指定されている。書き終えてから数えると慌てる
本心を書こうとして手が止まる 賛否問題で本心は不要。英語で書きやすい方を選ぶ
添削を受けずに書き続ける 自分の英文の誤りは自分では見えない。同じミスを本番まで繰り返す

その力をつけるために、本当に必要なこと

つけたい力 本当に必要なこと
立場を即決する 予想テーマでの反復練習と、迷った箇所を指摘してもらうこと
書ける英語への変換 書いた英文の添削(不自然さは自分では気づけない)
書くスピード 毎日書き続けるための管理(週1回では上がらない)
文法の正確さ ミスの傾向を指摘してもらうこと(自分の癖は自分では見えない)
語数・時間管理 本番形式での計測(解きっぱなしでは身につかない)

英作文の参考書は書店で買えます。でも、あなたが書いた100語を読んで直してくれる人は、書店には売っていません。ここが、英作文が独学で最も伸びにくい理由です。

春日一心
ここまで読んで、やることの多さに気づいたと思います。新潟大学の英語(自由英作文)は、正しくやれば必ず伸びます。問題は、その「正しく」を一人で用意し続けられるか
新潟大学専門塾が、いっしょにやっていること
  • 書いた英作文の添削で、自分では見えないミスを潰す
  • 毎日の学習管理で、書き続ける習慣を支える
  • 毎週の確認テストで、使える表現が定着したかを測る
  • 新潟大学に合格した講師に質問できる環境で、「この表現で伝わる?」に答える

参考書は本屋で買えます。でも、上のような「続ける仕組み」と「見てくれる目」は、本屋には置いていません。そこだけを、僕たちが引き受けます。

英語全体の対策は、こちらにまとめています

この記事は自由英作文に特化した内容です。長文読解・和文英訳を含めた英語全体の傾向と対策は 👉 新潟大学 英語の傾向と対策|過去3年の問題・必要な力・勉強法まで徹底解説 をご覧ください。

よくある質問

Q. 自由英作文は毎年出ますか?

A. 令和5・6・7年度の3年とも、大問IIIの後半に100語程度の自由英作文が出題されています。全学部共通です。

Q. 100語ちょうど書かないといけませんか?

A. 「100語程度」なので、90〜110語程度に収まっていれば問題ありません。ただし解答欄末尾に「(97 words)」のように実際の語数を書く必要があります。

Q. 賛否のテーマで、本心を書くべきですか?

A. その必要はありません。採点されるのは意見の内容ではなく英語です。英語で書きやすい方の立場を選んでください。

Q. 難しい構文を使った方が点は高いですか?

A. いいえ。仮定法や倒置を無理に使って崩れる答案が多く、むしろ減点されます。知っている表現で正確に書く方が高得点です。

Q. どのくらいの頻度で書けばいいですか?

A. 週3本以上が目安です。週1回では書くスピードが上がりません。そして必ず添削を受けてください。

Q. 添削してもらえる人がいません

A. ここが英作文の最大の壁です。自分の英文の誤りは自分では見えないため、書きっぱなしだと同じミスを本番まで繰り返すことになります。

Q. テーマの予想はできますか?

A. テーマ自体の予想は困難ですが、3年とも「自分の経験を語る型」か「賛否を述べる型」のどちらかです。この2つの型を準備しておけば対応できます。

あわせて読みたい

全科目の参考書ルートは 👉 【新潟大学】参考書ルートを科目別に全公開 にまとめています。

新潟大学に合格するには

ここまで読んでいるということは、本気で新潟大学に合格したいということだと思います。合格するために不可欠な要素は、次の5つです。

1
新潟大学に特化した計画で勉強する

新潟大学の入試には独自の傾向があります。新潟大学に特化した計画を立てることで、合格への最短距離を進むことができます。多くの受験生や高校生は、自分オリジナルの計画で余計なことをしてしまったり、逆に必要なのにそれを飛ばしたりと、合格まで遠回りする計画を立ててしまいがちです。正しい計画を立てることが、一番の合格への近道です。

2
計画を毎日やりきる継続力

計画を毎日しっかり実行することが大切です。どれだけ素晴らしい100点の計画を立てても、実行しなければ意味はありません。とはいえ、1人だと9割以上の人がどこかでサボってしまうのが現実です。だからこそ、誰かに管理してもらう環境が欠かせません。逆に、正しい計画をサボらずにやりきれば、ほとんどの人が合格できます。

3
毎週の確認テスト

成績が上がるのは「分からなかった問題が分かるようになった時」だけです。もともと分かる問題を1,000回、1万回、10万回解いても点数は変わりません。まず必要なのは、分かるところと分からないところをはっきりさせること。それを明確にするのが毎週の確認テストです。2ヶ月や3ヶ月に1回では遅すぎます。1週間に1回、勉強した範囲が本当に身についているかをテストすることが大事なのです。

4
毎週の面談

一度決めた計画がその通りに進むことはありません。先週の勉強量が少なかったのか、多すぎたのかを毎週振り返り、翌週の計画を一緒に決めていきます。1ヶ月に1回の面談では、その1ヶ月がダメだった場合、まるごと無駄になってしまいます。1週間に1回にすることで、計画が崩れてもリスクを最小限に抑えられます。

5
新潟大学に合格した経験のある講師の指導

新潟大学に合格したことがない人が指導しても説得力がありません。実際に合格した先輩の指導だからこそ、アドバイスに説得力があります。また、志望する大学の先輩だからこそ、モチベーションも上がります。結局、受験勉強は辛いもの。継続するためのモチベーションを、毎週この新潟大学の講師と話すことで高めていきます

独学・集団授業・個別指導では、なぜ難しいのか

この5つ、どれか1つでも欠けると合格は一気に遠のきます。しかし現実には、独学・集団授業・個別指導のいずれも、5つすべてを揃えるのは難しいのです。

合格に必要な要素 独学 集団授業 個別指導 新潟大学専門塾
新潟大学に特化した計画
毎日の学習管理
毎週の確認テスト
毎週の面談
新潟大合格者の講師

独学は計画も管理も自分次第。集団授業は全員に同じ内容を進めるため、あなた専用の計画にはなりません。個別指導は授業の時間は見てもらえますが、「授業以外の毎日」まで管理してくれる塾はほとんどない——ここが最大の落とし穴です。受験の勝敗は、授業の時間より授業以外の膨大な時間で決まります。

新潟大学専門塾には、この5つがすべて揃っています。
だから、本気で新潟大学合格に近づけます。

まずは無料学習相談で、あなたの現在地と合格までの道筋を確認してみてください。しつこい勧誘は一切ありません。
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