新潟大学 理科は何科目必要? 学部別の科目数と試験時間

参考書・勉強法

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春日一心(新潟大学専門塾 代表)

春日一心

新潟大学専門塾 代表

  • 偏差値30台から、独学で新潟大学に合格
    高校自体の偏差値は40台、その中でも自分は下位で、偏差値は30台からのスタートでした。そこから独学で新潟大学に合格しました。
  • 塾講師歴4年、新潟大学合格者を多数輩出
    新潟大学受験に特化した「新潟大学専門塾」の代表。塾講師として指導した生徒から、新潟大学の合格者を多く出してきました。
  • 新潟市西区で「徹底管理塾」も運営
    オンラインの新潟大学専門塾に加え、新潟市西区で対面の「徹底管理塾」も運営しています。

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こんなお悩み、ありませんか?
  • 理科は何科目必要なの?
  • 試験時間は何分?
  • どの科目を選べばいい?
春日一心
こんにちは、新潟大学専門塾の春日です。「新潟大学の理科は何科目必要なのか」——これは受験生から最初に聞かれる質問です。令和5・6・7年度の問題冊子を3年分すべて確認して、学部ごとの科目数と試験時間を整理しました。
この記事でわかること
  • 学部ごとの理科の科目数と試験時間(3年連続で同一)
  • 物理・化学・生物・地学のページ配分から見える分量差
  • 理科も計算過程と論述を書かせる試験だという事実
  • 科目選択で本当に考えるべきこと

結論|学部によって、理科は「1科目」か「2科目」かが変わります

令和5・6・7年度の理科の問題冊子を、3年分すべて確認しました。まずこの表を見てください。

学部 理科の科目数 試験時間
教育学部 1科目 90分
工学部 1科目 90分
理学部 1科目 または 2科目 90分 / 180分
農学部 1科目 または 2科目 90分 / 180分
医学部 2科目 180分
歯学部 2科目 180分
春日一心
この時間設定は令和5・6・7年度で一字も変わっていません。3年連続で同一です。

そして重要なのは、医学部・歯学部は2科目で180分が固定だということ。教育学部・工学部は1科目90分。同じ「新潟大学の理科」でも、必要な準備量が2倍違います。

まずここを確認してください

理科の勉強を始める前に、自分は何科目必要なのかを確定させてください。

工学部志望なら化学1科目に集中できます。医学部・歯学部なら物理と化学(あるいは生物)を両方とも本番レベルまで仕上げる必要があります。

理学部・農学部は学科・選抜方式によって変わるので、必ず受験年度の募集要項で確認してください。

4科目すべてが1冊の問題冊子に入っています

新潟大学の理科は、物理・化学・生物・地学が1冊にまとめられて配付されます。自分の選択科目のページを開いて解く形式です。

令和5年度 令和6年度 令和7年度
冊子の総ページ 50ページ 53ページ 63ページ
物理 1〜12ページ(12p) 1〜9ページ(9p) 1〜13ページ(13p)
化学 13〜25ページ(13p) 10〜23ページ(14p) 14〜30ページ(17p)
生物 26〜42ページ(17p 24〜43ページ(20p 31〜49ページ(19p
地学 43〜50ページ(8p) 44〜53ページ(10p) 50〜63ページ(14p)

ページ数から読み取れること

生物が3年とも最多ページです。17→20→19ページ。物理の約2倍あります。

春日一心
これは生物は読む量が多いということを意味します。

生物の問題は、実験の設定やリード文が長い。知識だけでなく、長い文章から条件を読み取る力が要ります。「暗記科目だから楽」という認識で選ぶと、時間が足りなくなります。

逆に物理は9〜13ページと最も少ない。ただしページが少ない=易しい、ではありません。1問あたりの思考量が重いぶん、記述の分量が少ないだけです。

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理科も「書かせる」試験です

ここが新潟大学の理科で最も見落とされている点です。答えだけを書けばいい試験ではありません。

① 計算の過程を示させる

ただし、問4以降の解答にあたっては、計算の過程も簡潔に示すこと。

出典:新潟大学 令和7年度入学試験問題 理科 物理 大問1

……標準状態の理想気体の体積として L 単位で求めよ。ただし、有効数字を3桁とする。計算の過程も示せ。

出典:新潟大学 令和7年度入学試験問題 理科 化学 大問1

物理も化学も、途中式を書かせます。答えが合っていても過程がなければ減点、逆に答えを間違えても過程が正しければ部分点——という構造です。

② 指定された語を使って説明させる

鉛(II)イオンを含む水溶液に亜鉛板を入れると金属樹ができる。この反応が起こる理由を、少なくとも「イオン化傾向」「酸化」「還元」の語を用いて説明せよ。

出典:新潟大学 令和7年度入学試験問題 理科 化学 大問1 問4

これは化学の論述問題です。用語を知っているだけでは書けません。用語同士の関係を、文章として説明できる状態が要求されます。

実は全科目に共通する特徴です

新潟大学は、指定した語を使って説明させる設問を複数の科目で出しています。

国語(令和7年度)は「『コピー』『オリジナル』『独創性』の三語を用いながら120字以内」。化学(令和7年度)は「『イオン化傾向』『酸化』『還元』の語を用いて説明せよ」。

科目は違っても、測ろうとしている力は同じです。——知識を、指定された枠組みの中で言葉にできるか。

③ だから、これが対策になります

1
答えを出したら、必ず過程を書き残す

普段の演習で「暗算で出した」「頭の中で処理した」を許さないこと。本番で書けるのは、普段書いている人だけです。

2
用語を「説明できる」状態にする

一問一答で用語を覚えるだけでは足りません。その用語を使って現象を説明する練習が要ります。教科書の太字を見て、何も見ずに口で説明してみてください。

3
生物選択なら、長文を読む練習も

3年ともページ数が最多です。リード文が長い実験考察問題に慣れておかないと、時間が足りなくなります。

4
2科目必要な学部は、早めに2科目目に着手する

医学部・歯学部は180分で2科目。片方だけ仕上げても点になりません。1科目目が終わってから2科目目、では間に合わないことが多いです。

受験生がよくやってしまう失敗
  • 自分の必要科目数を確認せずに勉強を始める
    教育・工は1科目、医・歯は2科目です。準備量が倍違います。
  • 答えだけ出して過程を書かない
    計算過程は採点対象です。普段から書く習慣がないと本番で書けません。
  • 用語を一問一答だけで覚える
    「〜の語を用いて説明せよ」に対応できません。説明できる状態まで持っていってください。
  • 生物を「暗記だから楽」と考えて選ぶ
    3年とも最多ページです。読解量が多く、時間配分がシビアになります。
  • 2科目必要なのに1科目に偏る
    医・歯は180分で2科目。両方を本番レベルにする必要があります。

科目選択で迷っている人へ

1科目でよい学部(教育・工)の場合、多くの受験生が化学を選びます。高校で履修する順序や、他大学との併願のしやすさを考えると自然な選択です。

ただし、これは「化学が易しいから」ではありません。3年分を見る限り、化学も計算過程と論述の両方を要求してきます。

春日一心
科目選択で本当に大事なのは「どれが易しいか」ではなく、自分が最後までやり切れるかです。

物理は思考量が重く、生物は読解量が多く、化学は範囲が広い。どれを選んでも、途中で止まれば点になりません。

この記事のまとめ

  • 理科の科目数と時間は3年間まったく変わっていない
  • 教育・工=1科目90分、医・歯=2科目180分、理・農=選択制
  • 4科目が1冊にまとまっており、生物が3年とも最多ページ
  • 物理・化学とも計算過程を書かせる
  • 化学には指定語を使った論述がある(国語と同じ構造)
⚠ 独学だと、ここでつまずきます

理科は「答えが出る科目」なので、自分で採点できている気になりやすい科目です。

しかし実際には、計算過程の書き方が雑で減点される、論述で用語の関係を説明しきれていない、有効数字の処理を落とす——こうした失点が積み重なります。そしてこれらは、答えの数値が合っていると気づけません。

さらに2科目必要な学部の場合、2科目を並行して継続するという別の難しさが加わります。片方に集中すると、もう片方が抜ける。この配分を一人で管理し続けるのは、正直かなり大変です。

新潟大学専門塾がやっていること
  • 毎週の確認テストで、覚えたつもり・解けたつもりを潰す
  • 毎日の学習管理で、2科目の進度バランスまで見る
  • 毎週の面談で、進み方のズレを早期に直す
  • 新潟大学合格講師に質問できる環境で、分からないまま進ませない

よくある質問

Q. 工学部は理科が1科目でいいのですか?

A. 令和5・6・7年度の3年とも、工学部の受験者は90分・1科目でした。ただし受験年度の募集要項で必ず確認してください。

Q. 医学部は必ず2科目ですか?

A. 3年とも医学部・歯学部は180分と明記されており、2科目分の時間です。物理・化学・生物・地学から選択します。

Q. 理学部・農学部はどうなりますか?

A. 1科目(90分)か2科目(180分)かが学科・選抜方式によって分かれます。ここは募集要項で必ず確認が必要です。

Q. 地学は選べますか?

A. 問題冊子には3年とも地学が含まれています。ただしページ数は8〜14ページと最も少なく、高校で開講している学校自体が限られます。対策の情報も少ないため、選ぶなら覚悟が要ります。

Q. 生物は暗記科目ですか?

A. 3年とも4科目中で最多ページです。リード文や実験設定が長く、読解量が多い科目です。暗記だけでは対応できません。

Q. 計算過程はどこまで書けばいいですか?

A. 問題文に「簡潔に示すこと」とある通り、使った式と代入の流れが追えれば十分です。ただし普段から書いていないと本番では書けません。

あわせて読みたい

全科目の参考書ルートは 👉 【新潟大学】参考書ルートを科目別に全公開 にまとめています。

新潟大学に合格するには

ここまで読んでいるということは、本気で新潟大学に合格したいということだと思います。合格するために不可欠な要素は、次の5つです。

1
新潟大学に特化した計画で勉強する

新潟大学の入試には独自の傾向があります。新潟大学に特化した計画を立てることで、合格への最短距離を進むことができます。多くの受験生や高校生は、自分オリジナルの計画で余計なことをしてしまったり、逆に必要なのにそれを飛ばしたりと、合格まで遠回りする計画を立ててしまいがちです。正しい計画を立てることが、一番の合格への近道です。

2
計画を毎日やりきる継続力

計画を毎日しっかり実行することが大切です。どれだけ素晴らしい100点の計画を立てても、実行しなければ意味はありません。とはいえ、1人だと9割以上の人がどこかでサボってしまうのが現実です。だからこそ、誰かに管理してもらう環境が欠かせません。逆に、正しい計画をサボらずにやりきれば、ほとんどの人が合格できます。

3
毎週の確認テスト

成績が上がるのは「分からなかった問題が分かるようになった時」だけです。もともと分かる問題を1,000回、1万回、10万回解いても点数は変わりません。まず必要なのは、分かるところと分からないところをはっきりさせること。それを明確にするのが毎週の確認テストです。2ヶ月や3ヶ月に1回では遅すぎます。1週間に1回、勉強した範囲が本当に身についているかをテストすることが大事なのです。

4
毎週の面談

一度決めた計画がその通りに進むことはありません。先週の勉強量が少なかったのか、多すぎたのかを毎週振り返り、翌週の計画を一緒に決めていきます。1ヶ月に1回の面談では、その1ヶ月がダメだった場合、まるごと無駄になってしまいます。1週間に1回にすることで、計画が崩れてもリスクを最小限に抑えられます。

5
新潟大学に合格した経験のある講師の指導

新潟大学に合格したことがない人が指導しても説得力がありません。実際に合格した先輩の指導だからこそ、アドバイスに説得力があります。また、志望する大学の先輩だからこそ、モチベーションも上がります。結局、受験勉強は辛いもの。継続するためのモチベーションを、毎週この新潟大学の講師と話すことで高めていきます

独学・集団授業・個別指導では、なぜ難しいのか

この5つ、どれか1つでも欠けると合格は一気に遠のきます。しかし現実には、独学・集団授業・個別指導のいずれも、5つすべてを揃えるのは難しいのです。

合格に必要な要素 独学 集団授業 個別指導 新潟大学専門塾
新潟大学に特化した計画
毎日の学習管理
毎週の確認テスト
毎週の面談
新潟大合格者の講師

独学は計画も管理も自分次第。集団授業は全員に同じ内容を進めるため、あなた専用の計画にはなりません。個別指導は授業の時間は見てもらえますが、「授業以外の毎日」まで管理してくれる塾はほとんどない——ここが最大の落とし穴です。受験の勝敗は、授業の時間より授業以外の膨大な時間で決まります。

新潟大学専門塾には、この5つがすべて揃っています。
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