理科は「セミナー」か「講義系」かでルートが分かれる
理科の参考書選びで最初に決めるべきは、学校で配られる問題集(セミナーなど)を使うかどうかです。
新潟大学 物理の参考書ルート
① セミナールート(学校の問題集が使える人)
- セミナー物理(発展問題まで)
- 良問の風 【物理を得点源にしたい人向け】
- 共通テスト パック問題集
- 共通テストの過去問
- 二次試験の過去問
② 講義系ルート(物理がよく分からない人)
- ゼロから劇的にわかる物理
- 全レベル問題集1
- 漆原の物理 解法講座
- 共通テスト パック問題集
- 共通テストの過去問
- 二次試験の過去問
物理は「理解できれば一気に伸びる」「理解できないとゼロのまま」という、極端な科目です。分からないまま問題演習を重ねても点にはなりません。少しでも怪しいなら②から入ってください。
新潟大学 化学の参考書ルート
① セミナールート
- セミナー化学(基本問題まで)
- 化学 重要問題集(一部のみ)【化学を得点源にしたい人向け】
- 共通テスト パック問題集
- 共通テストの過去問
- 二次試験の過去問
② 講義系ルート
- 橋爪のゼロから劇的にわかる化学
- 全レベル問題集1
- 全レベル問題集2
- ここで差がつく 有機化合物構造決定
- 共通テスト パック問題集
- 共通テストの過去問
- 二次試験の過去問
理科でよくある失敗
理科はいつから始めるべきか
学校の進度に合わせると、どうしても間に合わなくなりがちです。特に理系で二次試験に理科がある場合、高3の夏には一通り終えて演習に入りたいところです。
逆に、共通テストでしか理科を使わない場合は、優先度を下げて英数に時間を回す判断もあり得ます。ここでも「配点から逆算する」という原則は同じです。
よくある質問
Q. セミナーと講義系、どちらを選べばいいですか?
A. 学校でセミナーが配られていて、解説を読んで理解できるなら①。用語や現象が曖昧なら②から入ってください。
Q. 物理と化学、どちらを選ぶべき?
A. 得意・不得意と志望学部の指定によります。物理は理解できれば安定しやすく、化学は暗記でも部分点を拾いやすい傾向があります。
Q. 生物のルートはありますか?
A. 記事には掲載していませんが、生物選択の方にも対応しています。無料学習相談でお尋ねください。
Q. 重要問題集は全部やるべき?
A. いいえ。志望学部のレベルに合わせて絞ってください。全部やろうとして途中で止まるのが最悪のパターンです。
物理は「公式暗記」では絶対に伸びない
物理で伸び悩む人には、はっきりした共通点があります。公式を覚えて、数字を当てはめようとしていることです。
だからこそ、用語や現象が曖昧な人には講義系の参考書(『ゼロから劇的にわかる物理』など)から入ることを強く勧めます。セミナーをいきなり解いても、解説を読んで「なぜそうなるか」が分からなければ、答えを写しているのと変わりません。
化学は「無機」から始めると挫折しにくい
これは意外と知られていないコツです。
化学は理論・無機・有機の3分野に分かれますが、多くの人がつまずくのは理論化学(モル計算など)です。ここで挫折して「化学は無理」となる人が本当に多い。
一方で無機化学は暗記中心。覚えれば確実に点になります。理論で止まっている人は、いったん無機に手をつけて「化学でも点が取れる」という成功体験を作る方が、結果的に立て直しが早いことがあります。
学校のセミナーが合わないなら、捨てていい
これは少し過激な意見かもしれません。でも本音です。
学校で配られた問題集を使わなければならない理由は、どこにもありません。解説が自分に合わず、読んでも理解できないなら、それは「自分に合っていない教材」です。合わない教材を我慢して使い続けるのは、時間の無駄でしかありません。
もちろん学校の課題として提出が必要なら、最低限はこなす必要があります。ただし「成績を上げるための教材」と「提出のための課題」は別物だと割り切ってください。
理科をいつ始めるか|配点から逆算する
| 学部(前期) | 共テ配点 | 二次配点 | 理科の位置づけ |
|---|---|---|---|
| 理学部 | 1000点 | 1000点 | 二次でも問われる。早めの完成が必要 |
| 工学部(共テ重視型) | 900点 | 500点 | まず共テで固める |
| 農学部 | 1000点 | 500点 | 共テの比重が大きい |
| 医学部 医学科 | 800点 | 1200点 | 二次が主戦場。演習量が要る |
出典:新潟大学「データブック2027」令和8年度入学試験より作成
二次で理科が必要な学部なら、高3の夏には一通り終えて演習に入りたいところ。共通テストのみなら、優先度を下げて英数に時間を回す判断もあり得ます。
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新潟大学に合格するには
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新潟大学の入試には独自の傾向があります。新潟大学に特化した計画を立てることで、合格への最短距離を進むことができます。多くの受験生や高校生は、自分オリジナルの計画で余計なことをしてしまったり、逆に必要なのにそれを飛ばしたりと、合格まで遠回りする計画を立ててしまいがちです。正しい計画を立てることが、一番の合格への近道です。
計画を毎日しっかり実行することが大切です。どれだけ素晴らしい100点の計画を立てても、実行しなければ意味はありません。とはいえ、1人だと9割以上の人がどこかでサボってしまうのが現実です。だからこそ、誰かに管理してもらう環境が欠かせません。逆に、正しい計画をサボらずにやりきれば、ほとんどの人が合格できます。
成績が上がるのは「分からなかった問題が分かるようになった時」だけです。もともと分かる問題を1,000回、1万回、10万回解いても点数は変わりません。まず必要なのは、分かるところと分からないところをはっきりさせること。それを明確にするのが毎週の確認テストです。2ヶ月や3ヶ月に1回では遅すぎます。1週間に1回、勉強した範囲が本当に身についているかをテストすることが大事なのです。
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