新潟大学 国語 字数指定記述の書き方

参考書・勉強法

この記事を書いた人
春日一心(新潟大学専門塾 代表)

春日一心

新潟大学専門塾 代表

  • 偏差値30台から、独学で新潟大学に合格
    高校自体の偏差値は40台、その中でも自分は下位で、偏差値は30台からのスタートでした。そこから独学で新潟大学に合格しました。
  • 塾講師歴4年、新潟大学合格者を多数輩出
    新潟大学受験に特化した「新潟大学専門塾」の代表。塾講師として指導した生徒から、新潟大学の合格者を多く出してきました。
  • 新潟市西区で「徹底管理塾」も運営
    オンラインの新潟大学専門塾に加え、新潟市西区で対面の「徹底管理塾」も運営しています。

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こんなお悩み、ありませんか?
  • 新潟大学の国語、字数指定の記述はどう書けばいいの?
  • 70字と150字、書き方は同じでいいの?
  • 自分の学部は、そもそも古文・漢文を解くの?
春日一心
こんにちは、新潟大学専門塾の春日です。新潟大学の国語 第一問は、20字〜150字の字数指定記述が中心の出題です。多くの受験生は「とりあえず埋める」書き方をしてしまいますが、実は字数によって答案の組み立て方の型が変わります。この記事では、令和5・6年度に実際に出た記述問題を使い、70字から150字まで答案の骨子をその場で組み立てながら解説します。
この記事でわかること
  • 学部によって解く問題が違う点(3年間不変)
  • 字数と要素数の対応表(70〜150字)
  • 令和5・6年度の記述問題を、答案の骨子まで組み立てて見せます
  • 国語の記述でよくある失敗5つ
  • 何を・いつ・どの順番でやるか

まず、学部によって解く問題が違います

新潟大学の国語(前期日程)は、令和5・6・7年度の3年間、学部ごとの解答パターンが一字も変わっていません。字数指定記述の話に入る前に、まずここを確認しておきます。

学部 解く問題 解答用紙 古文・漢文
人文学部・教育学部 第一問・第二問・第三問 3枚 必要(古文・漢文の記述あり)
経済科学部・医学部・創生学部 第一問・第四問 2枚 不要(二次では出題対象外)
春日一心
この記事で扱う字数指定の記述は、すべて第一問から出ています。第一問は全学部が必ず解く共通問題で、試験時間は90分、問題冊子は24ページ。選択肢はごく少数で、記述が得点の大半を占める構成です。
この記事で、以下のすべてがわかります
  • 学部で解く問題が違う点(3年間不変)
  • 字数と要素数の対応表(70〜150字)
  • 令和5・6年度の記述問題を、答案の骨子まで組み立てて見せます
  • 国語の記述でよくある失敗5つ
  • 何を・いつ・どの順番でやるか

字数によって、答案の組み立て方はこう変わります

新潟大学の第一問は、20字前後の短い説明から150字の長い説明まで、1つの大問の中に複数の字数が混在します。多くの受験生は「字数が増えれば、同じ内容を長く書けばいい」と考えますが、これは誤りです。字数が増えるということは、詰め込む要素の数が増えるということです。

字数の目安 必要な要素数 答案の性格
70〜80字 要素1〜2個 1つの内容を、言い換えて簡潔に言い切る
90〜100字 要素2〜3個 説明に理由づけや対比が1段加わる
120字 要素3個前後 結論だけでなく、そこに至る根拠まで含める
150字 要素3〜4個 条件が付くことが多く、複数の観点を同時に満たす必要がある
春日一心
70字に3つ以上の要素を詰め込もうとすると、1つ1つの説明が薄くなり説明不足と判定されます。逆に150字を1つの要素だけで埋めようとすると、同じ内容を言い換えて水増しした不自然な答案になります。まず字数から要素数を逆算する——これが、すべての記述の出発点です。

実際に出た記述問題を、答案の骨子まで組み立てて見せます

令和5・6年度の第一問は、どちらも人文系の学術評論からの出題でした。専門用語には注釈がつくため、知識量そのものは問われません。以下、実際に出た8問の記述を、70字から150字まで順に見ていきます。

令和6年度 第一問|池上俊一『歴史学の作法』

出典は新潟大学 令和6年度入学試験問題 国語 第一問。テーマは「歴史叙述」と「時間」の関係で、「共時態」「通時態」「ヒエラルキー」「モノグラフ」といった専門語には注が付きます。漢字10問に加え、90字が3問、120字が1問という構成です。

実際に出た問題(令和6年度・国語 第一問 問二・90字)

傍線部について、「人間の人生の歴史的思考」とはどのようなものか、90字以内で説明せよ。

  1. 90字は要素2〜3個が目安です。まず本文中の「人間の人生」に関わる記述と、「歴史的思考」に関わる記述を、別々の場所から拾います。
  2. 骨子は[対象]+[歴史的思考の中身]+[もたらす見方]の3層で組み立てます。
  3. 骨子の例:個人の人生の出来事を、単なる時間の経過としてではなく、過去から現在への意味づけや因果関係を伴う一つの物語として捉え直す思考、という骨子で90字に収めます。
  4. 傍線部の言葉をそのまま使わず、本文の別の箇所にある説明で置き換えられるかがここでの分かれ目です。
実際に出た問題(令和6年度・国語 第一問 問三・90字・比喩の説明)

「時間はもはや私たちを運んでくる川ではなく、上流と下流を一度に見渡せる航空写真に写った川となる」とは、どのようなことか。90字以内で説明せよ。

  1. 比喩の説明は、比喩の言葉(川・航空写真)を答案にそのまま書いた時点でアウトです。まず「川」と「航空写真」がそれぞれ何のたとえかを、本文の文脈から特定します。
  2. 【川】時間の中を受動的に流されていく感覚=従来の時間観のたとえ。【航空写真】上流と下流を同時に見渡せる視点=過去から現在までを俯瞰する見方のたとえ。
  3. 骨子は[従来の時間観=川の比喩の指す内容]+[新しい見方=航空写真の比喩の指す内容]+[両者の対比が示す転換]の3層。
  4. 骨子の例:時間の流れに受動的に運ばれていく感覚から、過去から現在までを同時に見渡せる俯瞰的な視点で歴史を捉え直すようになる、という時間の捉え方の転換を意味する——という形に90字でまとめます。
  5. 比喩をそのまま繰り返す答案は、内容を何も説明していないのと同じ扱いを受けます。比喩の指す中身を自分の言葉に置き換えられるかどうかが、この問題の配点そのものです。
実際に出た問題(令和6年度・国語 第一問 問四・90字)

「理想的編年史」について、物語形式の歴史叙述と比較したとき、欠けているものは何か。90字以内で説明せよ。

  1. 対比を問う設問なので、比較の軸を1つに絞ることが先決です。ここでの軸は「出来事に意味づけがあるかどうか」です。
  2. 骨子は[理想的編年史の特徴]+[物語形式の歴史叙述の特徴]+[前者に欠けているもの]の3層。
  3. 骨子の例:理想的編年史は出来事を年代順に並べるだけで、出来事同士のつながりや意味づけを与えない。物語形式の歴史叙述が持つ、出来事を意味づけて筋立てる働きが欠けている——という形にまとめます。
  4. 対比問題では、片方だけを説明して終わる答案が非常に多く出ます。両方を書いて初めて「欠けているもの」が浮かび上がります。
実際に出た問題(令和6年度・国語 第一問 問五・120字)

「物語り行為である歴史叙述によって、はじめてオリジナルが立ち上がってくる」とは、どういうことか。120字以内で説明せよ。

  1. 120字は要素3個前後。まず「オリジナル」という語が本文でどう位置づけられているかを掴みます。ポイントは、事実は語られる前から確定した形で存在するのではないという逆説的な主張です。
  2. 骨子は[語られる前の出来事の状態]+[物語る行為が果たす役割]+[その結果オリジナルという位置づけが生まれるという逆説]の3層。
  3. 骨子の例:出来事はそれ単体では意味を持たず、歴史家が筋立てて語る(物語る)という行為を通してはじめて、一つのまとまりを持った「オリジナルな出来事」として立ち現れる——という順序で120字に組み立てます。
  4. 120字は3層のうち1層でも抜けると、途中が飛躍した答案になります。各層をつなぐ言葉(〜によって、〜としてはじめて)まで含めて組み立てるのがコツです。

令和5年度 第一問|荒谷大輔『使える哲学』

出典は新潟大学 令和5年度入学試験問題 国語 第一問。テーマは、科学の「正しさ」が経済的利益に引きずられていく構造で、トーマス・クーンの「パズル解き」という科学観から、AIによる作業者動作解析という現代的な事例まで扱われます。漢字10問に加え、80字・100字・70字・150字と4種類の字数が並ぶ年でした。

実際に出た問題(令和5年度・国語 第一問 問二・80字)

「パズル解き」とはどのような行為をたとえたものか。本文中の「パズル」に関わる語を用いながら、80字以内で説明せよ。

  1. この設問には「本文中のパズルに関わる語を使う」という条件が付いています。比喩の中身を自分の言葉だけで書くのではなく、本文にある指定語彙を答案に組み込むタイプです。
  2. 骨子は[パズル解きが指す科学観の中身]+[指定語彙(枠組み・規則など)を使った説明]の2層で、80字なら十分収まります。
  3. 骨子の例:既存の枠組みや規則というパズルのルールの範囲内で、決められた手順に沿って答えを見つけていくような科学の営み方——という形で、指定語彙を織り込みながら80字にまとめます。
  4. 条件付き設問では、条件語を使わずに書いてしまう答案がよく出ます。条件は採点項目そのものなので、使ったかどうかを最後に必ず見直します。
実際に出た問題(令和5年度・国語 第一問 問三・100字)

「実験の失敗もまた広い意味で科学の『進歩』に貢献したものと見なされる」とあるが、なぜ貢献したといえるのか。100字以内で説明せよ。

  1. 理由説明は100字なら要素2〜3個が目安です。まず「失敗」が科学の営みに何をもたらすのかを本文から拾い、それを「進歩」の定義と結び付けます。
  2. 骨子は[失敗が示す情報(何が誤りだったかが分かる)]+[パズル解き的な科学観における進歩の中身]+[失敗と進歩のつながり]の3層。
  3. 骨子の例:失敗という結果によって、それまでの枠組みのどこが間違っていたかが明らかになり、次の探究がその分だけ絞り込まれる。この積み重ね自体が進歩とみなされる——という形で100字にまとめます。
  4. 理由説明では、「失敗したから」だけで終わる答案が目立ちます。失敗が次に何をもたらすかまで書いて、初めて理由になります。
実際に出た問題(令和5年度・国語 第一問 問四・70字)

「知の閉塞」とは、どのような状況をあらわしたものか。70字以内で説明せよ。

  1. 70字は要素1〜2個。1つの内容を、言い換えて簡潔に言い切ることを意識します。
  2. 骨子は[既存の枠組みの中でしか問いが立てられない状況]+[新しい枠組みへの移行が起きにくいこと]の2層。
  3. 骨子の例:既存の枠組みの内側でしか問いを立てられず、その枠組み自体を疑ったり組み替えたりする動きが起こりにくくなっている状況——という形で70字にまとめます。
  4. 70字は短いぶん、1つの内容を過不足なく言い切れるかが問われます。要素を欲張って詰め込むと、かえって説明が浅くなります。
実際に出た問題(令和5年度・国語 第一問 問五・150字・条件2つ)

「資本主義化した科学において、知の閉塞は単に解消されないばかりか、強化されることになる」とあるが、これはなぜか。「解消」の内容を明らかにしながら、150字以内で説明せよ。

  1. この設問には条件が2つあります。①なぜそうなるのかという理由の説明、②「解消」の内容を明らかにすること。どちらか一方だけでは条件未達になります。
  2. 骨子は[知の閉塞の前提]+[本来「解消」される場合はどうなるか(条件②)]+[資本主義化した科学ではそれが起きず、逆に強化される理由(条件①)]+[結論]の4層。150字だからこそ、この4層すべてを収める余地があります。
  3. 骨子の例:知の閉塞は、既存の枠組みを問い直す動きが起きれば本来は解消されうる。しかし科学が経済的利益と結びつくと、利益を生む枠組みの内側での成果ばかりが優先され、枠組みを問い直す動き自体が生まれにくくなる。その結果、閉塞は解消されないどころか、むしろ固定化されて強まっていく——という4層の流れを150字に組み立てます。
  4. 150字の失点は、字数不足ではなく条件不足で起こります。「解消」の内容(条件②)を書かずに理由(条件①)だけで150字を使い切ってしまう答案が、実際に多く出ます。

字数と要素の対応、もう一度整理します

字数 この記事で扱った設問 要素数 つまずきやすい条件
70字 知の閉塞とは(R5) 1〜2個 要素を欲張ると説明が浅くなる
80字 パズル解き(R5) 1〜2個 指定語彙を使う条件を見落としやすい
90字 人生の歴史的思考/比喩の説明/理想的編年史(R6・3問) 2〜3個 比喩をそのまま繰り返す誤りが起きやすい
100字 実験の失敗と進歩(R5) 2〜3個 理由の片方だけで終わりやすい
120字 オリジナルが立ち上がる(R6) 3個前後 層をつなぐ言葉が抜けて飛躍しやすい
150字 知の閉塞の強化・条件2つ(R5) 3〜4個 条件のどちらか一方しか満たさない

国語の記述でよくある失敗5つ

やりがちな失敗 なぜ失点するか
傍線部の言葉をそのまま答案に使う 言い換えていないため、内容を説明したことにならない
比喩表現を直訳する(「川」「航空写真」等をそのまま書く) 比喩が指す中身を自分の言葉に置き換えられていない
字数に対して要素数が合っていない 短い字数に詰め込み過ぎて説明不足、長い字数を1要素で水増しして不自然になる
設問の条件を見落とす(「〜を明らかにしながら」等) 条件は採点項目そのもの。満たさないと大きく減点される
本文の言葉を抜き出すだけで終わる 要約になっておらず、自分の言葉で再構成できていない

では、この力をどうやってつけるのか

1比喩・抽象表現を具体的内容に言い換える力

なぜ、そう簡単ではないのか:比喩をそのまま答案に書いてしまう誤りは、練習しないと自分では気づけません。令和6年度は90字の記述がまさにこの力を問う設問でした。

身につけるために要ること:実際に出た比喩表現を使って言い換える練習と、言い換えが本当に元の表現の中身を捉えているかの確認

2字数から要素数を逆算する力

なぜ、そう簡単ではないのか:70字と150字では、詰め込むべき要素の数がまったく違います。この感覚は、字数の違う記述を何問も書いて初めて身につきます。

身につけるために要ること:字数ごとに書いた答案を比べて、要素数が適切かを見てもらうこと

3設問の条件を漏れなく満たす力

なぜ、そう簡単ではないのか:「〜を用いながら」「〜を明らかにしながら」といった条件は、見落としても答案自体は一見完成して見えてしまいます。だからこそ自分では気づきにくい弱点です。

身につけるために要ること:書いた答案が条件をすべて満たしているかの確認を、設問ごとに受けること。

具体的に、何を・どの順番でやるか

段階 やること 目安 ここで手を抜くと
STEP1 まず志望学部の解答パターンを確認(古文・漢文の要否) 早い時期に1回 出ない範囲に時間を使い続ける
STEP2 短い字数(20〜70字)の言い換え練習 高3の夏まで 要素を詰め込む癖がついたまま長い字数に進んでしまう
STEP3 比喩・抽象表現の言い換え練習 比喩をそのまま書く誤りが本番まで残る
STEP4 条件付きの記述(90〜150字)を集中的に練習 夏〜秋 条件を見落としたまま答案を仕上げてしまう
STEP5 書いた答案を添削してもらう 秋〜直前 要素の抜けや条件未達に自分で気づけないまま本番へ
STEP6 過去問の第一問だけを時間を計って通し演習 直前期 本番で時間配分を崩す

時期別のロードマップ

時期 この時期にやること
高2冬〜高3春 漢字10問の仕上げと、志望学部の解答パターンの確認
高3夏前 20〜70字の短い記述で、言い換えと要素の絞り込みに慣れる
高3夏 比喩・抽象表現の言い換え練習と、90〜100字の記述演習
高3秋 120〜150字の条件付き記述に取り組み、答案を第三者に見てもらう
直前期 過去問の第一問を時間を計って通しで解き、時間配分を確認する
国語の記述は、独学だと自己採点ができません

数学や理科の計算問題は、答えの数値で自己採点できます。しかし国語の記述は、模範解答と見比べても「自分の答案が何点もらえるか」が自分では判断できません。

比喩を直訳したまま気づかない、条件を1つ満たしただけで満足してしまう——本人はそれが減点対象だと気づけません。だから同じ失点を繰り返します。

その先で必要なこと

つけたい力 本当に必要なこと
比喩・抽象表現の言い換え 書いた言い換えが元の表現を捉えているかの確認(ずれは自分では気づきにくい)
字数と要素数の対応 字数の違う答案を並べて見てもらうこと(詰め込み過ぎ・水増しの判定は第三者の目が要る)
条件の充足 設問ごとに条件を満たしているかの確認(条件未達は答案の見た目では分からない)
継続 毎週の確認テストと管理(記述は書く量がそのまま力に直結する)

参考書は書店で買えます。でも、あなたが書いた答案を見て「この言い換えはずれている」「条件が1つ抜けている」と教えてくれる人は、書店には売っていません。

春日一心
ここまで読んで、やることの多さに気づいたと思います。新潟大学の国語の字数指定記述は、正しくやれば必ず伸びます。問題は、その「正しく」を一人で用意し続けられるか
新潟大学専門塾が、いっしょにやっていること
  • 書いた答案の添削で、比喩のずれや条件の抜けを潰す
  • 毎週の確認テストで、要素の組み立て方が身についたかを測る
  • 毎日の学習管理で、記述演習の継続を支える
  • 新潟大学に合格した講師に質問できる環境で、「この言い換えで合ってる?」に答える

参考書は本屋で買えます。でも、上のような「続ける仕組み」と「見てくれる目」は、本屋には置いていません。そこだけを、僕たちが引き受けます。

国語全体・古文と漢文の要否は、こちらにまとめています

この記事は第一問の字数指定記述に特化した内容です。国語全体の傾向と対策は 👉 新潟大学 国語の傾向と対策/学部ごとの古文・漢文の要否は 👉 新潟大学の国語は古文・漢文が必要? をご覧ください。

よくある質問

Q. 新潟大学の国語で、字数指定の記述はどこから出ますか?

A. 全学部が解く第一問から出ます。人文学部・教育学部はこれに加えて古文(第二問)・漢文(第三問)も解きますが、字数指定の記述は第一問が中心です。

Q. 70字と150字では、対策の仕方を変えるべきですか?

A. はい。70字は要素1〜2個を簡潔に言い切る練習、150字は要素3〜4個を漏れなく詰め込む練習と、意識するポイントが異なります。同じ書き方の延長では対応できません。

Q. 比喩の説明問題は、どう書けば減点されませんか?

A. 比喩の言葉(「川」「航空写真」など)をそのまま答案に書かないことが最低条件です。その比喩が本文の文脈で何を指しているかを、自分の言葉に置き換えて説明する必要があります。

Q. 条件付きの設問とは何ですか?

A. 「〜を用いながら」「〜を明らかにしながら」のように、答案に含めるべき内容が設問文で指定されている問題です。条件そのものが採点項目になるため、満たさないと大きく減点されます。

Q. 漢字10問の対策も必要ですか?

A. はい。令和5・6・7年度とも、傍線部のカタカナを漢字に改める問題が10問固定で出ています。確実な得点源なので、記述の練習と並行して仕上げてください。

Q. 経済科学部・医学部・創生学部は、この記事の内容だけで対応できますか?

A. はい。この3学部は第一問・第四問のみで、古文・漢文の記述はありません。この記事で扱った字数指定記述の考え方は、第一問・第四問どちらにも共通して使えます。

Q. 記述の練習は何から始めればいいですか?

A. まず20〜70字の短い言い換え練習から始め、比喩・抽象表現の言い換えに慣れたうえで、90字以上の条件付き記述に進むのがおすすめです。

Q. 自分の答案が何点くらいか、自分で判断する方法はありますか?

A. 模範解答と見比べるだけでは限界があります。比喩のずれや条件の抜けは答案の見た目では分からないため、第三者に添削してもらうことをおすすめします。

あわせて読みたい

全科目の参考書ルートは 👉 【新潟大学】参考書ルートを科目別に全公開 にまとめています。

新潟大学に合格するには

ここまで読んでいるということは、本気で新潟大学に合格したいということだと思います。合格するために不可欠な要素は、次の5つです。

1
新潟大学に特化した計画で勉強する

新潟大学の入試には独自の傾向があります。新潟大学に特化した計画を立てることで、合格への最短距離を進むことができます。多くの受験生や高校生は、自分オリジナルの計画で余計なことをしてしまったり、逆に必要なのにそれを飛ばしたりと、合格まで遠回りする計画を立ててしまいがちです。正しい計画を立てることが、一番の合格への近道です。

2
計画を毎日やりきる継続力

計画を毎日しっかり実行することが大切です。どれだけ素晴らしい100点の計画を立てても、実行しなければ意味はありません。とはいえ、1人だと9割以上の人がどこかでサボってしまうのが現実です。だからこそ、誰かに管理してもらう環境が欠かせません。逆に、正しい計画をサボらずにやりきれば、ほとんどの人が合格できます。

3
毎週の確認テスト

成績が上がるのは「分からなかった問題が分かるようになった時」だけです。もともと分かる問題を1,000回、1万回、10万回解いても点数は変わりません。まず必要なのは、分かるところと分からないところをはっきりさせること。それを明確にするのが毎週の確認テストです。2ヶ月や3ヶ月に1回では遅すぎます。1週間に1回、勉強した範囲が本当に身についているかをテストすることが大事なのです。

4
毎週の面談

一度決めた計画がその通りに進むことはありません。先週の勉強量が少なかったのか、多すぎたのかを毎週振り返り、翌週の計画を一緒に決めていきます。1ヶ月に1回の面談では、その1ヶ月がダメだった場合、まるごと無駄になってしまいます。1週間に1回にすることで、計画が崩れてもリスクを最小限に抑えられます。

5
新潟大学に合格した経験のある講師の指導

新潟大学に合格したことがない人が指導しても説得力がありません。実際に合格した先輩の指導だからこそ、アドバイスに説得力があります。また、志望する大学の先輩だからこそ、モチベーションも上がります。結局、受験勉強は辛いもの。継続するためのモチベーションを、毎週この新潟大学の講師と話すことで高めていきます

独学・集団授業・個別指導では、なぜ難しいのか

この5つ、どれか1つでも欠けると合格は一気に遠のきます。しかし現実には、独学・集団授業・個別指導のいずれも、5つすべてを揃えるのは難しいのです。

合格に必要な要素 独学 集団授業 個別指導 新潟大学専門塾
新潟大学に特化した計画
毎日の学習管理
毎週の確認テスト
毎週の面談
新潟大合格者の講師

独学は計画も管理も自分次第。集団授業は全員に同じ内容を進めるため、あなた専用の計画にはなりません。個別指導は授業の時間は見てもらえますが、「授業以外の毎日」まで管理してくれる塾はほとんどない——ここが最大の落とし穴です。受験の勝敗は、授業の時間より授業以外の膨大な時間で決まります。

新潟大学専門塾には、この5つがすべて揃っています。
だから、本気で新潟大学合格に近づけます。

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